Yukkieの子どもと一緒に学ぶ子育て

算数大好き息子と元英語講師の母の二人暮らし。夫とは2017年に死別。前を向いて明るく楽しく生きています。私たちの日常や日々思うことを綴ります(ギフテッド、2E、学習、受験、塾)

[2020.6.14] 算数オリンピック キッズBEE 自宅受験

本日6/14(日)14:00より算数オリンピックが開催されました。今年はコロナの影響で全員自宅受験となりました。

 

息子は小学1年生から3年生までが受験できるキッズBEEに初参加。集中できるように室内にテントを張って、その中で奮闘しました。


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出題がパターン化されている算数検定とは違い、算数オリンピックの問題は特殊です。単純な計算問題などは出ません。学校の教科書に合わせたような問題集をやったからといって点数が取れる問題ではありません。読解力、発想力、計算力、集中力など総合的に高いレベルが求められます。

 

算数検定なら試験の前に過去問を一回分解けば、だいたい受かるかどうか予想がつきますが、こちらは予想が立ちません。

 

テントに入って問題に取りかかった息子。数分したら、「全然わからない~~!!」と叫びました。声色からしてパニクっている様子。

 

「ママは手伝えないから、自分で問題をよく読んでゆっくり考えてごらん。どうしても分からなかったら飛ばして分かる問題だけやったらいいから」

と言いましたが、焦って落ち着かない様子。

 

「時間はたっぷりあるから、大丈夫」

と声をかけて離れました。

 

テントの中でワーワー言いながら、少々暴れているようで、バン!ガシャ!とかいう音も聞こえてきます。

 

そばに行って、ヒントの一つでも出してやりそうになりましたが、そんなことをしても何のメリットもないと心に言い聞かせ、隣の部屋に退散しました。息子は一度私のところに、「分からんー💦」と腹を立てながら泣き言を言いに来ました。

 

「テストだからママ助けてあげられない。自分でできるところまでやってごらん。少ししかできなくてもいいから。」

 

納得した様子ではないものの、諦めたのかそれ以上は何も言わずテントに戻り、そのあとは一時間ほど集中して静かに問題を解いていました。

 

「あと2問はどうしても分からない」と言って出てきたので、5分間ジュースを飲んで休憩をして、もう一度トライしました。

 

結局その2問は解けず、「(正解と)違うけど書いた」と適当に解答欄を埋めてテストを終えたようです。

 

さて、結果はどうなるやら?

私は問題を見ていません。合っているのかいないのか確認もしていません。そのまま封筒に入れて郵送しました。

 

賞としては金、銀、銅のメダルがあり、自宅受験の今回は成績がどうであれ参加すれば銅メダルをもらえることになっています。息子はこれを楽しみにしています。「もし銀取れたら嬉しいけどな~♪」とか言いながら。

 

息子にとってきちんと試験を受けるのはこれが3回目。先の2回は幼稚園のときに受けた数学検定の10級、9級。こちらは受かるであろう級を受けているので、問題を見て分からないと衝撃を受けることもありませんでした。

 

今回、最初はかなり焦ってパニック状態でしたが、「分からない!」とは言うものの、決して「教えて」と言わず、「問題読むだけなら一緒に読もうか?」と言っても、「いい。自分でやる」とテントから私を追い出しました。分からなくても手伝ってもらうのを拒むのは息子の性格。

 

他人の力を借りて点数が取れても意味がないということを、小さいながらよく分かっているのか、それともただの意地なのか。

とにかく、よくがんばりました!