Yukkieの子どもと一緒に学ぶ子育て

算数大好き息子と元英語講師の母の二人暮らし。夫とは2017年に死別。前を向いて明るく楽しく生きています。私たちの日常や日々思うことを綴ります(ギフテッド、2E、学習、受験、塾)

息子の算数遍歴(2) 1~2歳の頃*数字を見たら

1歳の終わり頃から、散歩に出掛ける度に車のナンバープレートの前にしゃがみこみ、数字を指差しながら声を出して読み上げていました。


だんだんと家の中でも数字を見たら、駆け寄ってきて読むようになりました。


毎日必ず読み上げる数字が二つありました。


一つは電子レンジの表示パネル。
もう一つはテレビのニュースの字幕です。


朝は牛乳を温めるのに電子レンジで60秒チンします。牛乳の入ったカップをレンジにセットすると、息子は必ず駆け寄ってきて、カップボードにつかまり、つま先立ちしてスタンバイします。そしてスタートボタンを押すと同時に、パネル見ながら60秒のカウントダウンを読み上げるのです。

でも60から1まで、なかなかスムーズにはついていけません。途中で遅れてしまうと腹を立てます。それでも0秒になるまでは必死でついていこうとします。そしてピピピッと終了の音が鳴ると、ワーッと泣いて怒ります。はじめの頃はうまく読めず、よく遅れてしまうので泣いてばかりいました。「間違ってもいいんだよ、そのうち上手になるよ」といくら言い聞かせても、一度で上手に読めないと気が済まないようでした。泣かれるのが面倒でしたが、電子レンジは音が鳴るのでこっそり温めるわけにもいかず、もう毎朝の儀式だと思って諦めて付き合いました。


夜はNHKの7時ニュースをいつも見るのですが、字幕に出てくる数字を読み上げました。こちらは数字の桁が大きいので、電子レンジよりも難易度が高いです(何千何百何十と読むことはできないので、単に数字を順に読んでいただけですが)。しかも字幕はどんどん変わっていきますので、全部読み終わるまでに次の字幕に変わります。読んでいない内に消えるとその度にグズったり泣いたりしていました。機嫌の悪い日などはニュースを見るのを控えようかと思うときもありました。


でもどちらもちゃんと読めたときは、満面の笑みで私の方を振り返ります。今でもその嬉しそうな顔をよく覚えています。

毎日毎日やっていたので、だんだん読めるようになりました。泣くことも少しずつですが減っていきました。


でもこちらは、ナンバープレートの数字の読み上げとは違ってイライラが出てくるので、私にとってはまぁまぁ大変な期間でした。