Yukkieの子どもと一緒に学ぶ子育て

算数大好き息子と元英語講師の母の二人暮らし。夫とは2017年に死別。前を向いて明るく楽しく生きています。私たちの日常や日々思うことを綴ります(ギフテッド、2E、学習、受験、塾)

[2021.6.27] 2021年6月日能研全国テスト&中学受験のこと

算数大好き少年、小学2年生の息子についていろいろと書いています。

 

6月20日日能研の全国テストでした。

www.nichinoken.co.jp

 

四谷大塚の全国小学生統一テストを申し込んだ後、詳細について検索していたら、たまたま見つけた日能研の全国テスト。概要や問題例に目を通してみると、四谷のテストとは少し趣が違って、算数にも国語にも記述式の問題がいくつかあるのが目に留まりました。

 

スケジュールも空いているし、息子に尋ねてみると、受けたいというのでそのまま申し込みました。

 

息子の学習における弱点の一つは自己表現力です。理解力、思考力、語彙力などが高い割に、自己表現力が低くて、そのうち何か対策をせねばと思っているところです。

表現力の中でも、物事の仕組みや手順を説明するのは得意で、そういうのはたとえ一度でうまく伝わらなくても、何度も説明したり、言い方を変えたりと、積極的に伝えようとします。しかし、自分の気持ちや考えを表現するとなると、まったく消極的で口ごもったり、顔を隠して答えることを拒否してしまうときもあります。全然難しいことを聞いてはいないんですが…。1年生ぐらいまでは、なんでも感想を求めると、その答えはほぼ100%「よかった」「よくなかった」のどちらか。語彙はかなりある方だと思うんですが、こと自己表現に関しては頭の中にストックしてあるだけで全く活かせていません。

 

文章で自己表現する練習は、学校から毎週末出される日記の宿題のみで、他には何もしていません。私は「文章を理解すること」と「文章で表現すること」は、すべての学びの基礎中の基礎であると重要視しているので、他の宿題には全く干渉しませんが、日記だけは必ず付き合って、できるだけ丁寧に文章を作るよう努力してもらっています。

 

そういう思いがあって、息子の表現力がどの程度のものなのかを知りたいのと、また自分で文章を書くという体験をしてほしいので、受験を勧めたわけです。

 

ところで、試験は午前と午後の2回あり、午後の部を受けました。試験中は別室で保護者説明会があり、私は参加しないつもりだったのですが、当日の気温は30度。近くをブラブラ散歩しようと思っていたのが億劫になって、気が付けばクーラーのきいた教室にフラフラと入室しておりました。出席者はたった二人。午後の受験者自体が3人だったそうです。

所要時間1時間半と聞いたので、何をそんなに長々と話すことがあるんだと思っていましたが、私ともう一人しかいないのをいいことに、遠慮なくガンガン質問していたら、説明している先生もノッてきていろいろ喋りまくってくださって、あっという間に終わりました。


実は、息子さえその気持ちがあれば、中学受験させようと思っています。それは最近思い始めたことではありません。自分も中学受験し私立に通ったので、私立が選択肢として特別なものとは思っていないのと、また息子が幼稚園の時から、そういう進路選択を考えさせられるような出来事もあり、早くから念頭にありました。一般には最難関といわれる層の学校を考えています。お金に余裕があるから私立に行くわけではなく、思うところに届かなければ公立でもいいです。また難関校でもギリギリの成績でしか入ることができないなら、そんなの後がしんどいだけで行かない方が本人のためによろしいという考えです。そこらへんは高学年になって、まともにお話ができるようになったらしっかりと意思確認をしていろいろ方向性を探りたいと思っています。とにかく、何が何でも有名私立ではないし、今の段階から受験に焦点を当てて勉強をさせるつもりも全くありません。

 

ともあれ、このまま行けばいずれは進学塾にお世話になるときが来ます。私は塾講を25年ほどやってきたとは言え、高校受験、大学受験の英語しか見てきていないので、中学受験に関しては素人です。そしてまた、子供が十人いれば十人それぞれ合ったやり方というのは異なりますから、誰かが「あの塾のあの先生のクラスは最高にいい!」といっても、それが自分の子供にも合うかどうかは全く分かりません。自分でちゃんと確かめることが大事です。本人の学力・能力、進度、性格、生活スタイル、意思、目標などいろいろなことを考慮した上で、一番適切で効率のよい塾選びができたらよいと思っています。

 

という訳で、これからは息子の算数話や私たちの日常の出来事に加え、塾のことも織り混ぜてブログを進めめて行きます。元塾講師と親という二つの目線から見えること思うことなど綴っていくつもりです。