息子の算数遍歴(1) 1歳の頃*数字との出会い
息子は現在小学1年生。算数大好きな男の子です。
数字との出会いから現在までのことを書いていきたいと思います。
初めて数字を覚えたのは1歳6ヶ月の頃です。
当時私の実父が入院しており、息子と2人で毎日見舞いに行っていました。病棟は3階まであり、父は3階に入院していましたから、エレベーターに乗る度に「3だよー」「1だよー」と言ってみせながらボタンを押したり、押させたりしていました。何日か繰り返す内に1と3を覚えました。
でもまだこの時は別段数字に強く興味を示すわけではありませんでした。ボタンを押す気のないときはそっぽを向いたりしていました。
それから2ヶ月もしない2015年春、父が亡くなりました。それとほぼ同時に夫が東京に単身赴任になり、息子との2人きりの生活が始まりました。介護や家事やの負担が一気に減ったのと、気候の良い季節と言うこともあって、毎日夕方になるとゆっくりと散歩を楽しむ習慣ができました。
その散歩の間に、車のナンバープレートに書いてある数字に興味を持つようになりました。止まっている車に近付いてはナンバープレートの前にしゃがみこんで、数字を一つ一つ大きな声で読むようになりました。
止まっている車があれば通りすぎることはなく、必ずナンバーを読んでからでないと先に進みません。散歩ルートにいつも10~20台ほど車が止まっている駐車場があるのですが、そこに差し掛かると必ず中に入って行って、全て車のナンバーを読みました。
あまりにナンバープレートに夢中になって散歩が進まないので大変なときもありました。でも中断させて帰ったことはほとんどありません。
むしろ、そうやって数字に強い興味を持つ息子に対して、私の方が興味を惹かれました。