Yukkieの子どもと一緒に学ぶ子育て

算数大好き息子と元英語講師の母の二人暮らし。夫とは2017年に死別。前を向いて明るく楽しく生きています。私たちの日常や日々思うことを綴ります(ギフテッド、2E、学習、受験、塾)

[2020.10.5] 平日 自宅での過ごし方と算数学習

算数大好き少年、小学一年生の息子について書いています。

 

前回の更新から1カ月以上も経ってしまいました。いつも更新したいと思いつつ、なかなか自分の時間の捻出が難しいです。

 

フルタイムになってから1カ月が経ち、毎日のルーチンが決まってきました。

 

仕事が終わった後、学童に息子を迎えに行って、自宅につくのはだいたい5時半~6時頃です。そして9時半~10時にベッドに入るのが目標です。

 

なので、与えられた時間は約4時間。

 

その間に、私は夕食の支度をしながら子供の宿題と時間割のチェック、夕食、食事の後片付け、ちょこっと掃除、お風呂、洗濯、髪を乾かす、洗濯物を干す&前日のをたたんで収納する、翌日の自分のお弁当の用意(週3回ぐらい)、明日の2人分の服の用意をします。

 

そのほかにもゴミ集め、ゴミ出し、学校のプリントの返信、PTAのLINE連絡(今年は学級委員です)、病院の受診予約、国勢調査の回答、子供のズボンのウエスト詰め、ネット注文で届いた段ボールの片づけ、郵便物の確認などなどなど、名も無き家事や用事の多いこと。そこに子供が何か思い通りにならないことがあったりして、機嫌悪くなったり、泣かれたり、暴れられたりすると、もうトホホな感じです。

 

とにかく4時間でこれらすべてを片付ける。時間が余ることはありませんから、ちょっとスマホを見たり、テレビを見てしまったりすると、寝る時間が遅くなってバタバタするか、子供が眠ってからまた起きだして続きをするかです。

 

一方、息子は何をして過ごしているかというと…。

 

帰ったらまず、学童でできなかった宿題(今は国語の音読ぐらい)と、明日の時間割をします。

 

そして、夕食、お風呂と続きますが、寝るまでの隙間時間はほぼすべて「シンクシンク」という知育系のアプリと計算ドリルに費やします。

 

「シンクシンク」は本人の希望で9月から有料のコースをやめてフリーコースに変更したので、プレイできる数が減ったので5分ぐらいで終わります。

 

計算ドリルは、8月末頃、2学期が始まってから買いました。

3年から始めて、4年を終え、今5年の7割ぐらいやっています。だいたい2週間で1冊進んでいます。毎日自分で決めたページ数をやります。日付を使って算出しているようです。例えば、その日が28日であれば、2+8=10で10ページするとか、9月30日にすると9+3+0=11で11ページやるとか、その時々で計算法は変わりますが、5ページの時があれば、20ページ以上の時もあります。

  

進むのがとても速いので、3日ほど丸付けできずに放っておくと、20~30ページ溜まってしまって、私の方が大変です。 

 
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帰宅後の時間があまりない中、ゆっくりすることもなく計算ばかりやっています。疲れないのかなと思うのですが、意外とこれがストレス解消になっているのか? 家に入ってリビングのテーブルの上に、ドリルが放置してあったりすると、もうランドセルを片付けもせず、ドリルに突進して計算に集中してしまうので、「ちょ、ちょっと待ったぁ!」とドリルから引きはがして片付けと宿題をやるように言います。根っから好きなんでしょう。

 

 

ところで、先週の金曜日に学校からタブレットが貸し出されました。ありがたいことに、節度を守りさえすれば、家庭で自由に使ってよいということなので、パソコンでやっていた算数をタブレットですることにしました。

 

いろいろ入れ過ぎるより、良い教材を1つ、2つ絞って使えるようにした方が学習効率も良いので、まずはKhan AcademyとNHK for schoolのショートカットをgoogleのスタートページに作って、自分で好きな時にさわれるようにしました。

 

Khan Academy(カーン アカデミー)というのは、無償のオンライン学習サービスです。世界の誰もが学びの機会を持てるようにと、始まった学習サイトです。

算数、数学、物理、美術、歴史、経済、金融など、子供から大人まで学ぶことができます(日本語版にはない科目もあります)。解説動画と問題が用意されており、解説を聞いてから問題を解いても良いし、問題を解いて分からないところだけ解説動画を見るようにしても良いし、自分にとって効率の良い方法で進めていけます。単元ごとに細かく分けられてあり、段階的に進むことができます。また問題を解くごとにポイントを獲得でき、達成度がわかります。子供ってポイントが付くと嬉しいので、これもモチベーションが上がる要因になりますね。

 

日本語版 Khan Academy

 

息子は1年前英語版で算数を始めました。そのころは日本語版がなかったのか、それともあったのに私が知らなかっただけなのかわかりませんが、とにかく、英語で算数を学び始めました。

でもレベルが上がってくると、といっても小2ぐらいの計算なんですが、英語の問題文が長くなり読めなくなってきて、私が手助けしないとできなくなってきました。私もなかなかゆっくり横についていられないので、数カ月やっていましたが、いつの間にかやらなくなってしまっていたのです。

 

それが今回タブレット用に検索してみると、日本語版を発見し、また再開しました。ドリルに加えて、Khanの問題を解きまくっているので、ますます算数漬けです。

 

楽しみがまた増えたみたいで良かったです。でも時間は増えない…💧

 

ただ、少し難点もあります。日本語版Khanの解説や問題文は英語版を翻訳したものなので、表現が理解しにくいところがほんの少しありました。

 

例えば、(文章は少し変えていますが)

「ジャックはキャンディーを4こ食べました。彼はレアよりも3こ少なく食べました。レアはいくつキャンディーを食べましたか」

 


といった感じで、外国人の名前の馴染みのなさや、代名詞遣い、”less”の訳など少し気になります。低学年の子どもだとすんなりと意味が理解できないかもしれません。このような時は親が少し説明を加えてあげる必要があるかと思います。しかし、このような例が頻繁にあるわけでもなく、この点を加味しても十分有効に使える教材です。

 

算数が好きで、学校の勉強だけでは物足りない子供さんにも、逆にあまり算数が好きではなく、興味を持ってくれるといいなと思っているお子さんにも、活用できるかもしれません。

 

それから、NHK for schoolは、Eテレの教育番組をオンラインで見られるものです。こちらは息抜きのために入れました。

 

番組表↓

 

国語・算数・理科・社会・道徳・生活など、小学校低学年から中高レベルまで楽しく勉強できます。

 

息子がはまっていたのは、「さんすう犬ワン」と「算数刑事ゼロ」。両方とも算数です。

 

「さんすう犬ワン」はお笑い芸人のすぎちゃんと可愛いお姉さんがおまわりさんに扮して面白おかしく低学年向けの算数を教えてくれます。うちでは3歳ごろから見始めて、録画して何度も何度も繰り返し見ていました。20話ほどあったと思います。

 

「算数刑事ゼロ」は高学年向けです。こちらも面白く作られてあります。たまに思い出したように録画を何本も連続で見ています。

 

他に、「テイクテック」「WHY? プログラミング」も録画して、飽きないのかと思うほど見ています。

 

私の個人的な好みでは、低学年向けの国語「ことばドリル」が好きです。2本ほど息子に見せましたが、大笑いしてみていました。一例ですが、「ン」と「ソ」、「ツ」と「シ」の書き方など、1年生が間違えやすいところを笑いながら学べたりします。

 

興味を持たれたら活用してみてください!

 

 

しかし、小1の児童に1人1台ずつタブレットを貸与なんて、時代は変わったものですね。教材や学習法の進化が著しいですが、それもコロナで更に加速しています。いくらでも楽しさや効率を追求しながら学べる時代です。昔のやり方にとらわれていたり、新しいものが苦手だなんて躊躇していたらせっかくの機会が失われてしまいます。良い教材など見つけたらこちらでも紹介していきたいと思います。