[2021.3.13] 算数脳~息子流(1) 暗算にこだわる理由
算数大好き少年の小1息子について書いています。
先週3/6(土)、算数検定6級を受験しました。結果は今月末に出る予定です。本人は自信あるようですが、試験は良くも悪くも何が起こるかわかりませんから。結果を楽しみに待ちます。
先日、6級の過去問をしたときにすべての計算問題をどうしても暗算でやりたがって困っていたけど、結果的には筆算や途中の式書くことを強要しないで良かったという話を書きました。
https://athena-englishschool.hatenadiary.jp/entry/2021/02/21/141858
頑なに暗算で貫き通した理由が分かったので(多分)、今日はそれについてお話しします。
6級は小学5年生~6年生の範囲が出題されます。今年の1月ぐらいに6年生の計算ドリルを買いました。初めは喜んでやったのですが、10ページ近くやったあと、パッタリと手を付けなくなってしまいました。
理由は、口に出してはっきり言わないのですが、どうやらめんどくさいような感じ。
ドリルは、計算問題の後に途中の式も書いてあって穴埋めしてから答えを出すようになっています。私はこれがあるから分かりやすいと思って選んだのですが、息子はそこが気に入らないらしいです。
ドリルにしても過去問にしても、途中の式というものを嫌がります。
この間ホワイトボードに、3つの分数の加減の問題を書いてやりました。30秒程じーっと考えて答えを出しました。
これって皆さんはどうやって計算されるでしょうか?私は小学校で教えてもらった計算方法を工夫することなくそのまま使ってますから、分母を揃えて計算します。それが一般的なやり方かなと思っているんですが…。(実際はどうなんでしょうか?)
答えを出したあと、息子に頭の中でやった計算を書いてもらいました。
2/5と1/2は少数に変換して計算、その答えから3/2を引く時にまた分数に戻して計算しています。
この板書は私に分かりやすいように詳細に書いてくれたそうで、頭の中ではもっと工程が少ないらしいです。
なるほど、確かにこの計算法を途中の式としていちいち書くのは面倒かもしれません。
最初から最後まで教科書通りのやり方で通すのではなく、部分部分で自分のやりやすい方法を選んでいます。だから過去問を暗算で貫いたり、答えを導くまでの過程が書かれてある6年の計算ドリルを途中でやめてしまったんでしょう。
理由も確かめずに、いろいろと横やりを入れてしまいがちですが、なぜそういう風にやりたいのかちゃんと理解してからアドバイスをしないといけないと改めて思いました。
また問題集も、選ぶとき結構いろいろと吟味して選んでいますが、懇切丁寧な解説が返って余計だったとは…💧
何でも答えに辿り着く道は一本ではありませんから自由な発想をもって、型にはまらないやり方でいろいろ工夫し、自己流を見つけ出していくのは素晴らしいことだと思います。