[2021.11.22] ギフテッドあるあるだったのかー! ~セミナーに参加しての感想~
先週11/19(金)に行われたギフテッド関連のオンラインセミナーを視聴しました。
11/15発売「ギフテッドの個性を知り、伸ばす方法」という本の発刊記念講演です。
全3回で、まだ12/3(金)、12/10(金)の2回あります。(有料)
本の方はセミナー参加後に注文して、間もなく私の手元に届く予定になってます。
小学館 みんなの教育技術オンライン研修会「ギフテッドの個性を知り、伸ばす方法」〈第1回〉
kyoiku.sho.jp
セミナーでは3人の専門家の先生がそれぞれ
・ギフテッドの特性
・HSP(HSC)
・WISC-IV
というテーマでお話しされました。
どの先生の話も、共感できる部分が多くあって、
話を聞いていて一番うれしかったのはのは、
「これってうちの子だけじゃなかったんだ!!」
と思えたこと。
うちの子、何かおかしい?
何でそんなことするの?
何でそんなに怒ってんの?
何でそういう風に考えるの?
日頃息子と過ごして、疑問に思ったり、心配したり、手を焼いたりする行動がたくさんあります。
それが、セミナーで少しすっきりしました。
これって、「ギフテッドあるある」だったんだと。
本やネット情報からギフテッドの特性をある程度知識として得ていたものもありますが、生の声をほとんど聞いたことがありません。
周囲に同じような子を見たことがないし、たとえいたとしても、気づくのは難しいです。
実際「うちの子ギフテッドでねー」なんてなかなか人に話さないですもんね…。
ギフテッドに関わってこられた専門家の先生が、実例や具体例を挙げながらお話をしてくださると、分かりやすくて説得力もあります。
ギフテッドの特性として10項目ほど挙げられていましたが、そのほとんどに
「それ、うちの子ー!」
と心の中で叫びました。一部(ほとんど)紹介します。
①言語能力の高さ
②集中力
③感情の激しさ
④正義感
⑤興味関心の偏り
⑥他者への配慮
⑦完璧主義
⑧強い好奇心
(北海道教育大学、片桐正敏先生)
※正確には覚えていないので、セミナーで使用された用語とは少し異なっているところもあります。
具体的には、
家と学校での顔が違って、家では気性が激しくて手を焼くのに、学校の先生と話すと「いい子にしてますよ」と言われたとか
ほんの今まで楽しそうに好きなことをしていると思ったら、いきなり爆発して怒り出し、あとでその激しさに自分で疲れているとか
完璧主義&頑固で、細かいことにこだわりすぎて結局完成しないなど
資料やエピソードとして示してもらうと、
それはもう笑ってしまうぐらい
「うちの子」です!
共感することしきり。
そして、もう一つなるほどと思ったのは、どの特性にもポジティブな面とネガティブな面があるということ。
例えば、うちの一例ですが、息子は過集中です。
一旦好きなことをやり出したら、猛烈にやり続けます。そして親が驚くような成果を上げます。しかしその反面、ストップすることがなかなかできず、切り替えが困難です。周りの声も聞こえません。
このように私も息子の特性について、長所と短所があるということは認識していていましたが、一つの特性についてポジティブ・ネガティブの二面があるということをもっと意識すれば、同じ特性でもポジティブ面をできるだけ効果的に表に出して、ネガティブ面はできるだけ問題にならないように、親が支援することも可能なのではないかとも思いました。
我が子のトリセツがなかなか見つからず、模索の日々ですが、仕様は少し明らかになったような気がします。
次回は2Eのお話も聞けるようです。